以前、サーバー移転でWordPressが高速化したという記事を書きました。

引っ越し先は、月額515円という格安のさくらのレンタルサーバ スタンダードです。
サーバーの乗り換えだけでもそれなりに高速化できたのですが、WordPressのテーマを変えたらさらに速くなりました。
WordPressのテーマをCocoonに変更
WordPressのテーマを、今まで使っていた『Simplicity2』から、『Cocoon』に変えました。
Simplicityと同じく、わいひら様作の無料テーマです。

PageSpeed Insightsでスコアを測定
テーマの変更後、すぐにGoogleが提供している PageSpeed Insights でスコアを測定してみました。
測定条件は下記の通りです。
- サーバー さくらのレンタルサーバ スタンダード
- WordPressバージョン 4.9.8
- WordPressテーマ Cocoon
テーマ変更直後のスコア
パソコン88点
モバイル73点
・・・なんだか微妙なスコアが出ました。
Simplicity2ではパソコン90点、モバイル80点だったので、テーマを変更する前よりも下がってしまったことになります。
Cocoonでサイトを高速化するには
Cocoonを使っている知り合いにこのことを話すと、「高速化の設定をするとスピードがあがるよ」と教えてくれました。
公式サイトでもちゃんと説明されていますね。
テーマを有効化した時点で高速化されていると勘違いしていたため、先走ってしまいました。
高速化の設定方法
設定を行うには、管理画面の左メニューの「Cocoon設定」から「高速化」にすすみます。
【サイト高速化】の画面が表示されます。
- ブラウザキャッシュの有効化
- HTMLを縮小化する
- CSSを縮小化する
- JavaScriptを縮小化する
の項目にチェックを入れて「変更を保存」をクリックします。
高速化設定後のスコア
高速化の設定をすませた後、あらためてスコアを測定したら以下のような結果になりました。
パソコン97点
モバイル95点
そして、スコアの下にある「適用済みの最適化」の詳細を表示すると、「CSSを縮小する」などのCocoon設定が反映されているのがわかりました。
ちょっとした設定をするだけで、これらの対策ができてしまうなんてありがたいですね。
こんなすばらしいテーマを無料で提供して下さっているわいひら様に感謝です。
ちなみに、公式サイトによると、
早いサーバで、テーマのみ(プラグイン無し)で計測すれば100点も可能です。
とのことです。