絆の森(岐阜県揖斐郡大野町)でハイキング(1)の続きです。
前回は「森林浴コース」を歩いて花立峠へたどり着くところまででした。
ここまでは順調だったのですが・・・。
花立峠から下る
上の写真は、花立峠にあった案内板を写したものです。
県道のほうから鳥の声がよくきこえたので、鳥見たさに下りは途中まで県道を歩き、「健脚コース」を経て「森林浴コース」に戻ろうと考えました。
県道266号深坂大野線(別名大谷スカイライン)。ゆるやかな舗装道路を下ります。
歩きはじめてしばらくすると汗がひいて涼しくなったので、長袖シャツの上にパーカーを羽織りました。
念のため持ってきておいてよかった。
ゆっくり20分ほど歩くと「健脚コース」の入り口に着きました。
健脚コースでアクシデント
写真ではわかりにくいかもしれませんが「健脚コース」というだけあって、かなり急な道です。
意を決して慎重に下り始めたその時、砂利で滑って尻もちをついてしまいました。
とっさに手をついて擦り傷ができた程度でたいしたケガはしませんでしたが、カメラを軽く地面にぶつけてしまい、青ざめます。
すぐにカメラが動くことを確認し、ほっとしたのもつかの間、2~3メートル先にスズメバチのような蜂が飛んでいます。
ウソでしょーーーー!?
再び青ざめる私。
パーカーのフードをかぶって頭を隠し、刺激しないようにゆっくり後ずさりします。
しばらく様子を見ていましたが、蜂は階段のすぐ脇の木にとまって動きません。
(離れたところから超望遠で撮っています)
仕方ないので、ここから下りるのはあきらめてもう一度花立峠まで戻ることにしました。
登り始めのウキウキ気分はどこへやら。尻もちをついたときに擦りむいた手が痛みます。
そもそも、初心者が健脚コースを通ろうと考えたのが間違いでした。
鳥の声が聞こえたばっかりに・・・。
結局この日見られた鳥は、ヤマガラ、コゲラ、イカル、エナガ、ヒヨドリのみ。
ヤマガラは3回見かけるも、動き回ってまともに撮らせてもらえませんでした。
かろうじて撮れたイカルのうしろ姿。かなしい・・・。
峠へ戻る途中、県道の脇に流れていたこちらの水で擦りむいた手を洗いました。
ひんやりして気持ちよかった・・・。
気を取り直して先へ進みます。
再び花立峠
花立峠に戻ってきました。
ここまで車で登ってきて登山する方もいるようです。
また滑らないように気を付けながら「森林浴コース」を下りていきます。
枯葉が積もっているところは滑りやすいので要注意です。
30分くらいでスタート地点まで戻ってきました。
入り口の近くの木に、ストックや杖になりそうな木の枝がひっかけてあるのに気づきました。
これはお借りできるものなのかな???
そういえば、途中ですれ違った小学生くらいの子がこんな杖をついていたっけ。
はじめて絆の森を歩いた感想
「森林浴コース」は、運動不足で体力に自信がない私でも歩けるやさしいコースでした。
とはいえ、なれない山歩きでふくらはぎはかなりの筋肉痛です。
運動公園から花立峠までの所要時間は約30分。峠にはベンチがあるので、疲れたら座って休憩することもできます。
私はわき道に逸れてちょっと痛い思いもしましたが、それもよい経験になりました。
登りやすい山でも決してあなどってはいけませんね。
※記事内の写真はNikon P610で撮りました。